2026年6月29日の素話(一つ目小僧・のっぺらぼう)

最近、年長児のすみれグループが日頃の保育の中でお化け屋敷を楽しんでいます。今日はその流れに乗っかって、おばけのお話を子どもたちにしました。

すみれグループ 一つ目小僧

その男は暗闇で立ちすくむ男の子を見つけた。夜中に一人佇んでいる子ども、その様子のおかしさから男は声をかけた。子どもはぎょろりと赤く充血した目が一つしかないおばけ、一つ目小僧だった。驚いたその男は急ぎ逃げ帰り、友達のところに駆け込むと、その友達も一つ目小僧だった。

あまりの恐怖に失神してしまったが、翌日はなんとも無かったので、夢だったのかな?と思ってたら、昨晩の男の子の前で逃げだす時に落としたものが玄関にある。。。もしかして夢じゃなかったのか。。。

というように、子どもたちにとっては「この後どうなるんだろう?」と感じてもらえるといいなと思って話をしました。ところが、「一つ目小僧」を上手くイメージしてもらえなかったようで、なかなか「見た目の怖さ」が伝わらなかったように思います。そういうときもあるよね、と自分が出来る範囲のことをしたので良しとしています。

たんぽぽグループ のっぺらぼう

ストーリーは一つ目小僧ものっぺらぼうも同じような形式にしました。

木陰で休む美女に声をかける若い男性は、振り返った美女がのっぺらぼうだったことに驚き、大慌てで村へ引き返します。近くのお店の店主に、息も絶え絶えに「のっぺらぼうが出た!」と教えるのですが、なんとそのお店の店主ものっぺらぼうでした。

あまりにも驚いた男性はそのまま気を失ってしまいます。翌日目を覚ますと何もなかったように思います。「夢だったのかな?」と思い、男性が顔を洗うと、、男性の目も鼻も口もなかった。

というオチにしてみました。

「目も鼻も口も無い」という所のイメージを出来る子はどれだけいるかな?と思いながら、話しながら段々とのっぺらぼうをイメージ出来るようになってきた子が増えてきたと思いました。

最後のオチは、あえて付けなくても良いかな?と思っていたのですが、実際に顔を触って、「目がない」「鼻がない」「口がない」という身振りを入れてあげた結果、なんとなくのっぺらぼうのイメージをもってくれたのではないでしょうか。

これから色々な所でお化けの絵や画像を見ることが増えると思いますが、どんなおばけだったのか、どんなことをしてくるのか(またはしないのか)まで分かると、もっとおばけや妖怪が好きになるかもしれません。

広瀬 克也さんの「妖怪食堂」を娘や息子に読んであげるのが好きで、何度も読んでいたのですが、その中に出てくる妖怪が、どんな姿をしていて、どんな面白いことや不思議なことや怖いことをするのか、よく分かっていませんでした。

図書館をウロウロしながら妖怪大全とか色々と探してみるのですが、全てを探し尽くすのはとても大変です。

のっぺらぼうや一つ目小僧であれば、有名な妖怪(お化け?)なのですぐに各地のお話にたどり着けると思います。いつかは妖怪の聖地巡礼ができたら面白い旅行になるかもしれません。多分家族は付いてきてくれないので、老後に一人で回るのも悪くないかもしれません。


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