ランチルームで子どもたちが給食を食べているときに、赤ずきんちゃんのお話を少しだけしたところ、今年の子どもたちは特に怖い話が好きという気がしました。
ということで、今日はちょっと怖い話を集めてみました。
壁の中から(たんぽぽグループ)
仲の良いおじいさんとおばあさんは、お互いが死んでしまったら壁の中に埋めてもらって、いつでも声が聞こえるようにしようと話をしていました。そして、おばあさんが死んでしまったら、おじいさんは約束通りおばあさんを壁の中に埋めました。
おばあさんはなにかにつけておじいさんに声をかけます。始めはおじいさんも丁寧に受け答えをしてきたのですが、毎日毎日繰り返されると段々とうるさく感じるようになってきました。
そんなある日、おじいさんは丁度良い男の人がいたので、事情を説明しておじいさんの代わりにおばあさんへ返事をするようにお願いし、自分は旅行に出かけてしまいました。
男の人ははじめのうちはしっかりと返事をしていたのですが、やはり毎日毎日呼びかけられていると、返事をするのも大変になってきて、ついにある日「お前の爺さんは旅行に言ってるよ!」と返事をしてしまったのです。
すると骨だけの姿になったおばあさんが壁から出てきて「誰だ!お前は!」と飛びかかる、というお話です。
冷静になると何から何まで恐ろしいお話ですね。
うまかたやまんば(すみれグループ)
情景をイメージする力も身についてきたすみれグループの子どもたちには、うまかたやまんばのお話をしました。
山姥が魚をバリボリ食べている姿、後ろから追いかけてくる姿、馬を食べてしまう姿などをイメージできるようになると、怖さと楽しさを感じることが出来たのではないでしょうか。
いつもと同じ、いつもと違う
新しいお話を取り入れることも大切ですが、何度も何度も同じ話を聞くことも大切です。子どもたちは「いつもと同じこと」「いつでも同じこと」に安心感を感じます。それと同時に「いつもと違うこと」にワクワクドキドキを感じて、自分から「いつもと違うこと」を探そうとします。
この安心感と挑戦する気持ちを行ったり来たりする中で子どもたちが生まれ持った育つ力をどんどん伸ばしていくのです。
たくさんの子どもたちを見ていると、「あーこの子はこのポイントでワクワクドキドキするんだな~」と楽しくなります。一人ひとりポイントが違うので、なにか決まったことをさせていれば成長するというのはありえないなぁと感じる日々です。

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